女性と痛風
痛風という病気は、男女の性別と深く関連しています。現在、痛風はその患者のほとんどを男性が占めており、女性の発症というのは極めて例が少ないのが現状です。その原因については、女性ホルモンが大きく関係しているとされています。
女性の体内にある女性ホルモンには、尿酸の排泄をスムーズにする作用があるので、一般的に女性は男性よりも尿酸値が低く、痛風の発症に至りづらくなっています。
通常の女性の尿酸値は、男性と比較した場合1.5mg/dlくらい低いので、その分だけ高尿酸血症の基準値である7.0mg/dl以上に届きにくくなっています。
具体的な人数で示すと、痛風の患者が50人いるとすれば、女性の痛風患者は、その内の1?2人程度といった割合になります。
別の言い方をすると、女性というよりも「女性ホルモン」が痛風の発症に影響しているということになります。女性の場合でも閉経後の女性は、体内の女性ホルモンが減少するので、痛風にかかる可能性は高くなります。
また近年のストレス社会の影響で、ホルモンバランスを崩してしまう女性が増えており、若い年代なのにも関わらず痛風を発症するケースが増加しています。これは、女性のAGA(男性型脱毛症)患者が増加してきたという事実とも一致する現象です。
つまり、この二つ症状の根本的な原因は共通点が多いのです。以上のことから、女性のAGA人口が増加すると、女性の痛風患者数も比例的に増加すると考えられています。
